保育士のNGワード(保護者対応編)


どんな職種にも、NGワードというものはあります。
保育士さんにとっても、もちろんNGワードはあります。

特に、意図しなくても受け取る側の保護者によってはクレームになってしまったり、トラブルになってしまうこともあります。

保育士として気を付けたいNGワードについて今回はご紹介しましょう。

■保護者の対応はNGワードを変換

保護者対応というのは、普段の保育にも影響してきます。
保護者としっかりコミュニケーションをとれているか、いないかで、設定保育の幅が変わりますよ。

どうしてかというと、もし、こんな保育をしたら保護者からクレームをつけられるんじゃないか?
という不安が出てくるからです。

泥遊びをしたいと思っていても、保護者が嫌な顔をしたら、なかなかできませんよね。

保護者の信頼を得られず、保護者にビクビクしながら過ごしていてはあなたのストレスも大きくなります。
そこで、こういったクレームを受けずに済む方法を詳しく見ていきましょう。

保育士さんのNGワード

■保護者対応のNGワードは控えめに

自分では、全くそんなつもりないのに、保護者からするとグサリ、と胸につきささる言葉があります。
その代表例が

「そんなはずはないのですが・・・」

という言葉です。
保護者の発言に対して、真っ向から否定している言葉です。

例え可能性が低いことでも発言を受け止め、事実確認を行うようにしましょう。
同じような言葉でいくと

「絶対、普通は・・・」

という言葉です。
これを使ってしまうと、保育士さんが言っているのが普通で、それ以外は異常だということになります。

相手にプレッシャーや不快感を与えてしまうことにもなります。
無意識のうちに使いがちですので、気を付けたいですね。

無意識のうちに使ってしまう言葉としては他にも

「何故、どうして・・・?」

という言葉があります。
これは相手が責められていると感じやすい言葉です。

理由を尋ねるときに
「なぜ〇〇できなかったのですか?」と聞くと、ドキリとしてしまいますよね。

そしてもっとも保護者に対して言ってはいけないのは

「愛情不足です」

という言葉です。
どうしていつまでも、泣いてしまうんでしょうか?という質問に対して、この言葉を言ってしまうと保護者との信頼関係は築けません。

例え、本当に愛情不足だったとしても、伝える言葉ではないんです。
具体的な対策を告げ、「保育園から帰ってきたら、ちょっと多めに抱っこしてみてください」などというようにしましょう。

(著者:長野県 30代前半女性 保育士)

■なるべく誤解を与えないようにするために

言葉というのは、とても難しいもので、保育室の前に掲示物を貼るときも気を使いますよね。
紙面に並べられた言葉というのは、会話の時よりも誤解を生みやすいものです。

保護者と会話をするときは、紙に書いて伝えることを意識して会話してみてはいかがでしょうか?
少し気を付けるだけで、保護者との信頼関係も築いていけますよ。

保育士の腱鞘炎。どうやって予防する?


保育士さんの職業病と言えば何があるかご存知ですか?
腰痛、膀胱炎、うつ病・・・。

それと肩を並べるほど多いのが「腱鞘炎」です。

経験したことある人なら分かるかと思いますが、本当に痛いんですよね。
では今回は、保育士さんに多い「腱鞘炎」の対処法や予防法についてもご紹介しますね。

■腱鞘炎ってどうしてなるの?

保育士さん、しかも、0歳児クラスなど年齢の低いクラスの担任になるとかかりやすい病気です。
なぜかというと、担任の子どもたちを代わる代わる抱っこしなくてはいけないからです。

何故抱っこをすると腱鞘炎になるのでしょうか?
それは腱鞘炎の仕組みに原因があります。

腱鞘炎は、指の筋肉の力を指先に伝える部分である腱が炎症を起こすからです。
基本的に指の使いすぎによって、炎症を起こすんですね。

自分の持っている筋力に対して、それ以上の力が長時間加わると炎症を起こしやすいと言われています。

赤ちゃんを抱っこするって、本当に想像以上辛いことなんですよね。
それが、わが子だけではなく担任の子ども全員となると、腱が休まる暇もありません。

なので、保育士さんは腱鞘炎になりやすいんですね。

■腱鞘炎、放っておくとどうなる?

大体、腱鞘炎というと、病院にかかっても特効薬はほとんどありません。
日にちが経つと、症状が軽くなり治ることが多いですよね。

なので、大体サポーターを巻いたり湿布をしたりします。
こうしていても、次の日もまた抱っこするのであればなかなか良くなりません。

そこで、放っておくと、痛みがひどくなり、最終的には手術を薦められる場合もあるんですよ。

■腱鞘炎が酷くなる前に予防を!

腱鞘炎というと、そこまで重い病気ではないから、と思っていませんか?
しかし、痛みが長引いたり、慢性化してしまうと、保育にも支障をきたしますよ。

そこで自分でできる、予防や改善策を少しご紹介しましょう。

まずは一つ目ですが、ツボです。
腱鞘炎に利くツボというものがあります。

それは、手首の内側で、関節部分のちょうど真ん中にある「大陸」というツボです。
保育時間中でも、気がつけば押せるツボなので、簡単に押せそうですね。

また、肘の外側で、関節の表と裏部分にある「曲池」というツボも効果的です。
どちらも指先を使って強めに刺激しましょう。

そして、腱鞘炎の最大の特効薬は「安静」です。
大抵、親指を動かすと痛かったり、肘を動かすと痛かったりしますよね。

そこで、この部分をあまり使わないようにするのが、腱鞘炎の対策として一番効果的です。

でも、そうも言ってられないのが保育という仕事です。
サポーターや湿布をして、なるべく患部を使わないように心がけましょう。

■どうしても痛みが取れないなら

一カ月以上腱鞘炎の痛みが取れないときはどうしたらいいでしょうか?

こういう時は、もしかしたら腱鞘炎以上の症状になっていることも考えられます。
腱を痛めているのかもしれません。

我慢しても何もイイことはありません。
医療機関に行って、適切な診察をして貰うようにしましょう。

また、腱鞘炎は、運動不足や女性ホルモンのバランスが崩れた時になりやすいので、普段からこういったことにも気をつけてみるといいかもしれません。


(著者:岡山県 30代女性 元保育士)

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